「い、痛いよ……お、おじさん、やめてよぉ」
「はぁ、はぁ。小学生だけあってきつきつで、気持ちいいぜ！」
「ひぐぅ、や、やだぁ……やだよぉ……」
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「と知らないおじさんに道を聞かれて公園まで案内するとこうなります。みなさん、知らないおじさんについていくのは止めましょうね。」
「先生。なんか、例えが凄くないですか？　これじゃぁ、知らないおじさんがみんな変質者みたいじゃないですか」
「ほほほ。みんな変質者です！」
「うわぁ。断定的ぃーーー。先生、何かあったんですか？」
「３組の千小夜ちゃんが痴漢にあったり、４組の明子ちゃんが襲われそうになったり、最近そういう事件がおきてるんです。いいですか、気をつけなさい！」
「あ、知ってる。そう言えば、先生も一昨日襲われそうになったとか聞いたんだけど…」
「お黙りなさい！」
「ひっ、先生恐い…」
「ううーー。許さないから。な、何が、ババァか、背が低いから小学生と間違えたよーーー！　顔見ただけで逃げるなーー！　せめて襲っていけーーー！」
「なんか、先生、怒るとこ間違ってない？」
「うん。あたしもそう思う。独身の年増だもんね。男に狙われるあたし達が羨ましいのよ」
「あんたらーーー！　誰が年増だってーのよーー！　まだ、２０代なのよ！」
「来年は３０じゃん！」
「う、うるさーーーーーーい！」